小さな頃から考えてきたこと ~普通になりたいアスペルガー~

幼少期に高機能自閉症と診断される。小学生の時にアスペルガー症候群と診断名が変わり現在に至る。このブログが誰かの助けになればいいなと思い開設。

初めての彼氏 ②

 

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高見くんと交際を始めたものの、デートは河原でおしゃべりか、ショッピングセンターを見てまわるなどお金のかからないものばかりでした。

 

後に高見くんが話してくれましたが、家庭の事情から高校進学はせず、中卒で就職したけれど退職してしまい、生活を支えるためにフリーターをしているとのこと。

そのため、お金をかけたデートができなかったのです。

 

それから、体の関係を求められました。

しかし、私は高見くんのことは嫌いではないけれど、かと言って体を許すほど好きではなかった。

 

高見くんのエッチの誘いを断ると急に彼の態度が冷たくなりました。

そうです、体目当てだったのです。その証拠に、

「明日の給料日にお金が入ったらご飯食べに行こう」

と高見くんの方からデートに誘ってくれ、私もやっとデートらしいデートができると楽しみにしていたのに、約束して二時間後

「明日だけど、予定入っちゃったから。ごめんな。この埋め合わせは必ずするから」

と電話が入りました。

‘できない約束ならするな’

その時はそう思い、奈落の底に突き落とされたような気分でした。

だけど今にして思えば、体目当ての人にお金と時間を投資したくないから、予定が入ったという口実で断ったのかもしれません。

 

この出来事からほどなくして私は高見くんと別れました。

また、高見くんは遠方に引っ越すことが既に決まっていたのでそれを理由に。

 

初めての交際はたった二ヶ月で幕を閉じました。

 

【初めての彼氏】はこれでお終いですが、後日談があるのでそれは次回の更新で書きます。

初めての彼氏

つい先日、この記事を見つけました。

news.livedoor.com

 

ひと言でいうと、障害ゆえに被害を的確に伝えることが苦手な人が多く、立件されにくい。それだけでなく、加害者もわからず、心の傷も癒えにくいとの内容です。

 

私は幸いにも性暴力はおろか、痴漢にも遭ったことがないのですが、それはたまたま運が良かっただけのこと。

この記事を見つけて読んでいる若い当事者の方はいつ、どんな方法で性の対象にされてしまうかわからないので、自分の体を守るための術を身に着けていけたらと思います。

 

 

 

初めて性愛にぶつかった出来事です。長くなりそうなので、何回かに分けて書きます。

 

高校二年生の春、同級生の上島さん(仮名)から

「彼氏欲しい?」

と訊ねられた私は“16歳だし、彼氏がいてもいいな”と思っていたため、首を縦に振りました。

紹介したい人がいるとのことで、上島さんはその人のメールアドレスを私のメールに送ってくれました。

(今のようにLINEどころかスマホもなかった時代です)

紹介してくれた人は高見くん(仮名)という人で、上島さんの知り合い。

高見くんは高校には通っておらず、フリーター。

メールのやり取りを始めて二ヶ月経った頃、高見くんから着信があり、

「直接会いたい」

そう言われ、日時を決めて会う約束をしました。

 

約束の日、学校が終わってから待ち合わせの駅に向かうと、ひとりの若い男性が待っていました。

「高見さんですか?」

おそるおそる声を掛けるとその男性は高見くん。身長が高く、ちょっとチャラい雰囲気でした。

駅から少し歩いた所にある河原に座り、二時間ほどおしゃべりを楽しみました。

待ち合わせた時はまだ明るい夕方だったのに、すっかり夜になっていました。

駅まで戻る途中、

「話していて面白かったので、付き合いませんか?」

高見くんから交際を申し込まれました。

私も会話が楽しく、嫌な印象はなかったので承諾しました。

生まれて初めてできた彼氏。片想いしかしたことなかった私に彼氏ができたから、心底嬉しかったのです。

 

②へ続きます。

 

 

人ひとりが生まれるまでには必ず物語がある

 ちょっと久しぶりの更新になりました。

 

私の職場では一緒に働いている人の年齢層が高く、孫がいる人も何人かいます。

そんな中、今娘さんが妊娠中で、12月に初孫が誕生予定の同僚が職場内でおばあちゃん仲間の先輩にいろいろな情報を集めている最中です。

孫はおろか、子供もいない私は休憩中のそういった話題は聞き流していますが、ひとつ思うのが、子どもひとり誕生するまでには様々なドラマがあることを感じさせられます。

 

不妊治療を経て生まれた子、帝王切開で生まれた子、家族みんなに見守られながらアットホームな雰囲気で生まれた子…。

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気分としてはこの同僚の娘さんに密着取材して小説一作書きたいです(笑)

どんな気持ちで結婚したかとか、赤ちゃんができた時はどれだけ喜ばしかったか、女性ならではの思いやその人だけのストーリーができそうな気がします。

 

冗談はさておき、周りから無条件で温かく迎えられるのは誕生時まで。

ミルクや母乳の飲み方、夜泣きの有無、睡眠時間…。そこからもう周りと比べられる。

(余談ですが、主人も主人の弟も夜泣きがないタイプでお義母さんはあまり悩まずに子育てをしていたそうです)

 

昨日もネイルの施術を受けにサロンに行きましたが、そこのネイリストさんとの会話で

「普通に生きて普通に仕事ができることはありがたいこと」

と私が言ったら、ネイリストさんは大きく頷いていました。

(この会話では障害云々ではなく、昨今の事件について話していた流れでそうなった)

 

人のストーリーって二部構成なんだと感じました。

第一部は母親のお腹の中にできてから誕生まで。

第二部は誕生してから死ぬまで。

 

私のストーリーの第二部はあと何年だろう。

あと何回コンプレックスやフラッシュバックと付き合わないといけないのだろう。

予測も見通しも立たない。

 

 

生まれながらにして空気が読める子

先日、主人の友人夫妻に女の子が誕生しました。

5月の土曜日(友人は土日休みだから立ち会えた)生まれ、体重も3000g未満でお産が非常に軽く、奥さんが分娩室に入ってから一時間半程で生まれたそうです。生まれた時間もお昼ごろ。

 

どれをとっても完璧な生まれ方。生まれながらにして空気が読める子だなと思いました。おそらく、定型発達でしょう。友人夫妻も定型発達なので。

 

私は12月の平日、体重も3800gほどで、破水からの出産だったため陣痛促進剤を打って7時間程で生まれたそうです。生まれた時間も夜の10時過ぎ。生まれた時から全く空気が読めていない。

もちろん父は立ち会いませんでした。というか、父は誕生の報告の電話も取りませんでした。私の時だけではなく、兄二人が誕生した時も同様でした(父の言い分としては「電話機を親父(父方の祖父)が離さないから」とのこと)。

 

空気が読める子、読めない子がいるけれど、確かに集団生活でも身につきますが、生まれ持った性質なんだなあと考えさせられました。

 

主人の友人ということもあり、本来ならばお祝いするのが筋ですが、私は素直にお祝いする気にはなれません。

強いコンプレックスに支配されてしまっていて、素直にお祝いできないなんて私は冷たい人間なのかもしれない。

 

陣痛促進剤打ってまで生まれてきたくなかった。

生まれた時期が真冬で、3時間おきの授乳が寒くて辛いから「親不孝」って。

そんなこと言うなら生んでほしくなかった。

長兄を一人っ子にしたくなかったのであれば、それは次兄が生まれた時点で目的は果たされているはず。

次兄を生んだと同時に避妊手術でもすればよかったのに。そうすれば障害児育児をしなくて済んだよね、お母さん。

 

 

 

シングルマザーと高齢出産について思うこと

私は結婚する前、母から「シングルマザーは絶対に反対」と言われてきました。

そして、私自身父親がいないことは子供の成長にあまりいい影響を及ぼさないと考えるようになりました。

(もちろん病死などはこの限りでない。また、DVや浮気をする人とずっと我慢して一緒に暮らせということではありません)

 

連休中、小学生の頃好きだった華原朋美が高齢妊娠したニュースがありました。

確かにあの方は精神的に不安定だった時期が長かったし、若い頃は歌手活動で忙しかったことでしょう。

今年で45歳、しかもシングルマザー。生まれた子供がある程度成長した時、

「お友達のママはもっと若いよ。どうしてお母さんは年取ってるの?」

「どうしてお父さんがいないの?」

この2つの質問は必ず訊かれます。それに対してどう説明するつもりなのでしょう。

私は素直にお祝いできません。

おそらく、あの方の両親は戦後間もない時期に生まれたことでしょう。私は両親ともに40近くで生まれた子供なので、私の親より少し上ということになります。なので、シングルマザーには決して寛容ではないはず。

 

「シングルマザー=かわいそう」ではありません。ただ、子供には父親の存在が必要だと私は考えています。

 

親の年齢も子供は必ず気にします。私はずっと親の年齢がコンプレックスでした。

周りの同級生は何人目の子とか、兄弟との年齢差にもよりますが、だいたい親が20代後半の時に生まれている人が多かったです。

親に気を遣ってそういった本音は言わない人もいると思いますが、私は29歳で結婚した母親に文句を言ったこともありました。

「結婚が遅い、なんでもっと早くに結婚や出産をしなかったんだ」と。

 

親との年齢差が開けば開くほどジェネレーションギャップはあるし、子供とわかり合えないこともあるかもしれない。

 

本当に我が子のことを思うのであれば、出産はなるべく早い方がいいです。

子供から言われなくていいことも言われずに済みますし。

 

アメブロを退会しました

先月、amebloをやめました。

 

Amebaはアメトピ(Amebaトピックス;運営が選んだ記事を見出しに載せること)がたくさん出てくることから他のブロガーさんとの交流がしやすい反面、不愉快な記事やイラッとする記事に出会うことが多々ありました。

 

三年ほどブログを書いていたので、それなりに他のブロガーさんたちとの交流はありました。

ただ、障害児育児系のブログを書いている方が本当に多かったです。他にも健常児育児ブログを書いている方もまたたくさんいます。そもそもAmebaは若い主婦に向けたブログサービスなので、ユーザーも女性が多いです。

 

障害児育児系のブログはあくまで親の視点から書いたものであって、当事者ではない。

当事者とその親では経験してきたものや感じ方が違うのだから、わかり合えないものなんだと強く実感しました。

特に親は子供を産むまでは定型の世界で育ち、普通に友達がいて、普通に恋愛して、普通に結婚したであろう。そして我が子の発達障害が判明して初めてそういった障害があることを知る。

幼い頃から周りとの違いをまざまざと見せつけられ、二言目には「普通の子は…」と聞かされた当事者とは違うのだ。

 

私が幼稚園や小学校時代にブログがなくて良かった。もし、ブログがあって自分の親が愚痴や苦悩を全世界に発信していると知ったら私はショックを受けたであろう。

 

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ちなみに、少しでも 「普通」に近づけるために療育に通わせる親御さんはたくさんいますが、親の一方的な思いだけでは子供は成長しないと私は思います。

「普通になりたい」という子供の切実な願いがあって、初めて療育が功を奏するのではないかと私は考えています。

(周りが気にならない、マイペースなお子さんの場合についてはわかりかねるので、この記事では触れません)

 

 

少し横道に逸れましたが、当事者とその親とではそもそもの大きな違いがあり、愚痴や苦悩の文章を読むのが辛くなってしまったのです。

読まないようにしても、アメトピに障害児育児系のトピックが出てくるので、完全に避けることはできない。

前々からアメブロの継続については悩んでいましたし、この機会に止めてしまおうという結論になりました。

私が子供をもうけないと決めた理由

 ※これは私個人の考えで書いた記事であり、何が正しいか否かを問うものではありません。

 

先週、Twitterを覗くと「発達障害者は子供を産んでもよいのか」というテーマでちょっとした議論になっていました。

ここに貼り付けた記事は私と同じように発達障害の当事者で定型発達の男性と結婚された方のブログです。

hibikan.com

 

私ですが、子供を産まないと決めた理由は以前にも書いたように小さい子供が苦手ということもありますが、一番の理由はやはり遺伝です。

定型の子が生まれることもありますが、親のどちらか、または両方に発達障害がある以上は100%とはいえない。

障害を持っていることによって、定型発達の子以上に辛い思いをしたり、いじめられたり、自信を持てなくなったりしたら、親としてその子の心のケアはどこまでできるのかがどうしても自信を持って「できます」とは言えないからです。

 

私自身、感覚過敏はそこまでではありませんが、他のブログやTwitterを見るとブラジャーの締め付けがどうしても苦手などといったこともあります。

そんな時、どこまで寄り添えるかわからないのです。

 

私は細かいことは忘れても、過去のことは大まかに覚えています。それゆえにフラッシュバックが多々あります。だから、発達障害を持った子がつまずくポイントがあらかた見えてしまうのです。

もちろん人それぞれ環境も違うし、性格も違うでしょうから私と全く同じということはないと思います。

 

少しずつ発達障害の理解が進みつつあるとはいえ、まだまだ過渡期。

しかも、人は自分と違うことは理解できない生き物。

 

発達障害の子はどうしても周りと比べられ、辛い思いをすることの連続で子供を育てる覚悟が私はできなかったのです。

 

ただ、これは冒頭にも書いたように私の考えなので、「こういう考えもあるんだ」くらいに読んでもらえたらと思います。

 

最後に「発達障害者が子供を産んでもいいのか?」と聞かれたら、

これらを全て覚悟した上で、責任持って育てられるのであれば産むこともありだと私は思います。